「子どもをサピックスに通わせたいけれど、月謝が高くて払えない…」
「もう少し費用を抑えながら、しっかり中学受験対策ができる塾はないの?」
このような悩みを抱えていませんか?
サピックス(SAPIX)は難関中学への合格実績で知られる進学塾ですが、授業料は決して安くありません。
2026年度の月額授業料は、小学4年生で45,650円、5年生で57,750円、6年生になると66,000円です。さらに、季節講習などの費用も必要になります。
子どもの将来を考えれば、できるだけ良い教育環境を用意してあげたいものの、毎月の家計を考えると簡単には決断できませんよね。
しかし、中学受験を目指すために、必ずしもサピックスに通う必要はありません。
例えば、個別指導キャンパスや東大家庭教師友の会など、必要な科目や授業回数を選びながら中学受験対策ができるサービスもあります。
この記事では、サピックスにかかる費用を確認したうえで、月謝を抑えて中学受験を目指せる塾や、費用を比較するときの注意点を詳しく解説します。
「サピックスは厳しいけれど、子どもの中学受験は応援したい」という保護者の方は、ぜひ参考にしてください。
サピックスの月謝はいくら?払えないほど高い理由

特に、中学受験に向けた勉強が本格化する小学4年生以降は、授業料が大きく上がります。
さらに、月謝だけでなく、季節講習や特別講座などの費用も必要になるため、年間でどれくらいかかるのか把握しておくことが大切です。
ここでは、サピックスの2026年度の授業料と、月謝以外にかかる費用について詳しく解説します。
① サピックスの学年別の月謝
サピックス小学部の2026年度の授業料は、次のとおりです。
| 学年 | 月額授業料(税込) |
|---|---|
| 小学1年生 | 22,000円 |
| 小学2年生 | 23,100円 |
| 小学3年生 | 25,300円 |
| 小学4年生 | 45,650円 |
| 小学5年生 | 57,750円 |
| 小学6年生 | 66,000円 |
※2026年度の公式料金。関西校舎では選択する授業によって金額が異なる場合があります。
小学3年生までは月額2万円台ですが、4年生になると45,650円に上がります。
さらに、5年生では57,750円、6年生になると66,000円です。
小学6年生では、通常授業料だけでも年間79万2,000円になります。
もちろん、これは月額66,000円を12か月分として計算した金額であり、季節講習や特別講座などの費用は含まれていません。
子どもの将来のためとはいえ、毎月6万円以上の教育費を負担するのは、決して簡単なことではないでしょう。
② 月謝以外にも講習費や特別講座の費用がかかる
サピックスでは、毎月の授業料以外にも費用が発生します。
主なものは次のとおりです。
- 春期講習・夏期講習・冬期講習などの費用
- 特別講座や志望校別特訓の費用
- 公開模試の受験料
- 地図帳や問題集などの書籍代
なお、サピックスの通常授業料には、授業で配られるテキストやプリント、組分けテスト、マンスリーテストなどの費用が含まれています。
そのため、教材費やテスト代がすべて別料金というわけではありません。
しかし、学年が上がるにつれて受講する講座や学習時間が増えれば、それだけ家計への負担も大きくなります。
特に小学6年生では、通常授業に加えて志望校別の対策を受けることも考えられるため、月謝だけで判断しないようにしましょう。
③ 入室時にもまとまった費用が必要
サピックスでは、入室する際にもまとまった費用が必要です。
公式サイトによると、入室時には次の費用を支払います。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入室テスト | 3,300円 |
| 入室金 | 33,000円 |
| 授業料 | 2か月分 |
例えば、小学4年生から入室する場合、入室金33,000円と2か月分の授業料91,300円を合わせて、124,300円が必要です。
入室テストの受験料も含めると、127,600円になります。
さらに、その後も毎月の授業料や季節講習の費用がかかります。
サピックスへの入室を検討する際は、最初に支払う金額だけでなく、受験が終わるまで無理なく通わせられるか考えておくことが大切です。
④ サピックスの授業料が高いのはなぜ?
サピックスの授業料が高く感じられる理由の一つは、中学受験に特化した学習内容にあります。
サピックスでは、オリジナル教材を使用し、授業で学んだ内容を家庭で復習する学習方法を採用しています。
また、定期的にテストを実施し、学力に応じてクラスを編成するなど、受験に向けた学習環境が整えられています。
ただし、こうした指導内容が充実しているからといって、すべての子どもにサピックスが最適とは限りません。
「授業料が高いから良い塾」「月謝が安いから指導力が低い」というわけではないのです。
実際に、中学受験対策を行っている塾には、サピックスより授業料を抑えられるところもあります。
家計に無理をしてサピックスに通わせるより、費用と指導内容のバランスが取れた塾を選ぶことも、十分に価値のある選択です。
中学受験では長期間にわたって教育費が必要になるため、安心して通い続けられる塾を探してみましょう。
サピックスの月謝が払えない家庭におすすめの塾・家庭教師3選

サピックスの月謝が高くて払えない場合でも、子どもに合った学習環境を見つけることはできます。
中学受験に対応した個別指導塾や家庭教師の中には、必要な科目や授業回数を選び、毎月の費用を調整できるサービスもあります。
ただし、授業料が安くても、志望校に必要な学習内容を十分にカバーできなければ意味がありません。
そこで今回は、費用と指導内容のバランスを重視し、サピックスの代わりとして検討したい塾・家庭教師を3つ紹介します。
| 塾・家庭教師 | 料金の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 個別指導キャンパス | 月10,840円〜 | 中学受験コースあり |
| 東大家庭教師友の会 | 1時間4,510円〜 | 難関大学生による個別指導 |
| そら塾 | 月5,800円〜 | 自宅で受けられるオンライン個別指導 |
※料金は税込。個別指導キャンパスは中学受験コースの週1回、東大家庭教師友の会は小1〜小5の中学受験コース、そら塾は小学生の週1回60分の最低料金です。入会金・諸費用などは別途かかる場合があります。
① 個別指導キャンパス|月謝を抑えて中学受験を続けたい家庭におすすめ
サピックスほど高い授業料は払えないけれど、中学受験は諦めたくないという家庭には、個別指導キャンパスがおすすめです。
個別指導キャンパスは、小学生から高校生までを対象とした個別指導塾で、中学受験コースや難関中学受験コースも用意されています。
特徴は、生徒の理解度や目標に合わせた個別カリキュラムで学習できることです。
サピックスのような集団授業では、授業の進度が速く、わからない部分を十分に復習できないこともあるでしょう。
その点、個別指導キャンパスなら、苦手な単元を振り返りながら、自分のペースで勉強を進められます。
気になる料金は、中学受験コースの場合、週1回のシンプルプランで月額10,840円または11,480円です。
地域によって料金は異なりますが、受講する回数を調整できるため、家庭の予算に合わせた学習計画を検討できます。
ただし、週1回の個別指導だけで中学受験に必要な4科目すべてを十分に学べるとは限りません。入塾前に、志望校に必要な授業回数や総費用を確認しておきましょう。
「費用をできるだけ抑えながら、子どもの学力に合わせた中学受験対策を受けさせたい」という家庭におすすめです。
個別指導キャンパスの公式サイトはこちら
② 東大家庭教師友の会|難関大学生から中学受験対策を受けたい家庭におすすめ
「サピックスは高くて払えないけれど、指導力や講師の質にもこだわりたい」という家庭には、東大家庭教師友の会もおすすめです。
東大家庭教師友の会は、現役東大生や難関大学生、経験豊富なプロ講師などが在籍する家庭教師サービスです。
中学受験コースが用意されており、志望校や子どもの理解度に合わせて、マンツーマンで指導を受けられます。
また、サピックスや日能研などに通っていた生徒への指導経験がある家庭教師を紹介するコースもあります。
そのため、難関中学を目指しているものの、サピックスの授業料が家計の負担になっている家庭にも検討する価値があるでしょう。
料金は、小学1〜5年生の中学受験コースで1時間4,510円からです。
例えば、1回60分の授業を月4回受ける場合、指導料は18,040円になります。
これに月額3,300円の学習サポート費が加わるため、月額21,340円が目安です。別途、入会金22,000円や訪問時の交通費なども必要になります。
ただし、この金額は月4時間の個別指導を受ける場合の費用です。サピックスの通常授業と同じ学習量ではないため、家庭学習を組み合わせることが前提になります。
東大家庭教師友の会は、苦手科目だけを重点的に教えてもらうなど、必要な部分に指導を絞れるのが魅力です。
「予算を調整しながら、中学受験の経験や知識が豊富な講師に教えてもらいたい」という家庭におすすめです。
東大家庭教師友の会の公式サイトはこちら
③ そら塾|低料金で基礎から学び直したい家庭におすすめ
「毎月数万円の塾代は難しいけれど、子どもにはしっかり勉強してほしい」という家庭には、そら塾も候補になります。
そら塾は、自宅にいながら先生の指導を受けられるオンライン個別指導塾です。
小学生コースでは算数・国語・英語に対応しており、週1回・1科目から受講できます。
授業は先生1人に生徒2人までの個別指導形式なので、わからない問題を質問しながら学習を進められるのが特徴です。
また、バーチャル自習室など、授業時間以外の学習をサポートする仕組みも用意されています。
気になる料金は、小学3〜6年生の週1回60分授業で月額5,800円からです。
サピックスと比べて毎月の授業料を大幅に抑えられるため、家計への負担を軽減したい家庭にとって魅力的
サピックスの費用を抑えるためにできること
サピックスに通わせたい気持ちはあるものの、毎月の授業料が家計の負担になっている家庭もあるでしょう。
「子どもが頑張っているから、できれば辞めさせたくない」「少しでも費用を安くする方法はないの?」と考えるのも無理はありません。
ただし、サピックスの通常授業料は学年ごとに決められているため、希望する科目だけを受講して、自由に月謝を下げられる仕組みではありません。
それでも、講習や家庭学習の費用を見直すことで、教育費の負担を軽減できる可能性はあります。
ここでは、サピックスの費用を抑えるために考えたい4つの方法を紹介します。
① 季節講習や特別講座の必要性を確認する
サピックスでは、通常授業とは別に春期講習や夏期講習、冬期講習などが実施されています。
さらに、小学6年生になると、志望校別の特訓などもあり、受験に向けた費用が増えていきます。
こうした講習や特別講座は、学力を伸ばすための大切な機会ですが、すべての家庭が同じ内容を必要としているとは限りません。
例えば、苦手科目の復習を優先したほうがよい場合や、家庭学習で補える部分がある場合も考えられます。
そのため、講習の案内を受けた際には、受講の必要性や費用について校舎に相談してみましょう。
ただし、講習によっては通常カリキュラムと密接に関係している場合もあります。
単純に費用を削るのではなく、受講しない場合の学習への影響も確認することが大切です。
② 問題集や家庭学習の教材費を見直す
サピックスに通っていると、授業で配られる教材以外にも、市販の問題集や参考書を購入することがあるでしょう。
しかし、教材をたくさんそろえたからといって、必ずしも成績が伸びるわけではありません。
サピックスの通常授業料には、授業で使用するテキストやプリント、組分けテストなどの費用が含まれています。
まずは、手元にある教材を十分に活用できているか確認してみましょう。
特に、授業内容の復習が終わっていない場合は、新しい問題集を増やすより、すでに習った内容を理解することが優先になるかもしれません。
また、市販教材を購入する際も、子どもに必要な単元を見極めて選ぶことで、無駄な出費を防ぎやすくなります。
家庭学習で何を優先すればよいかわからない場合は、担当講師に相談してみるのもおすすめです。
③ 中学受験にかかる年間費用を計算する
サピックスの費用を考える際は、毎月の授業料だけでなく、年間でいくら必要になるのか把握しておきましょう。
例えば、小学6年生の通常授業料は月額66,000円ですが、それ以外にも季節講習や特別講座などの費用がかかります。
また、通塾に必要な交通費や家庭で購入する参考書代なども考慮したいところです。
年間費用を計算するときは、次の項目を確認してみましょう。
- 毎月の通常授業料
- 春期・夏期・冬期講習の費用
- 志望校別特訓などの費用
- 追加で購入する教材や問題集
- 通塾にかかる交通費
これらを合計したうえで、中学受験が終わるまで無理なく支払いを続けられるか考えることが大切です。
特に小学4年生や5年生の場合は、学年が上がるにつれて費用が増える点にも注意しましょう。
現在の月謝を払えていても、小学6年生になったときに負担が大きくなる可能性があります。
家計を圧迫してまで通い続けるのではなく、長期的な教育費を考えて判断することが重要です。
④ 費用が厳しい場合は別の塾への転塾も検討する
講習や教材費を見直しても、サピックスの月謝を支払うのが難しい場合は、別の塾への転塾を検討する方法もあります。
サピックスは難関中学への合格実績で知られていますが、子どもの学力を伸ばせる場所はサピックスだけではありません。
例えば、個別指導キャンパスには中学受験コースがあり、必要な授業回数を相談しながら学習を進められます。
また、東大家庭教師友の会では、苦手科目や志望校対策に絞ってマンツーマン指導を受けることも可能です。
ただし、個別指導や家庭教師の場合、受講する科目数や授業回数によって総額が変わるため、必ずしもサピックスより安くなるとは限りません。
転塾を考える際は、月謝だけでなく、志望校に必要な授業時間や年間費用も比較しましょう。
そして何より大切なのは、子ども自身が納得して学べる環境を選ぶことです。
サピックスの費用が払えないからといって、子どもの中学受験まで諦める必要はありません。
家計に無理のない範囲で、子どもの目標や学力に合った塾を選ぶことが、長く受験勉強を続けるためのポイントです。
サピックスの月謝が払えない場合によくある質問

サピックスに通わせたいと思っていても、毎月の教育費を考えると不安になることもあるでしょう。
ここでは、サピックスの費用について、保護者からよく疑問に思われることをQ&A形式で解説します。
サピックスに通わせるには世帯年収がいくら必要ですか?
サピックスに通わせるために必要な世帯年収は、一概には決められません。
同じ年収でも、住宅ローンや兄弟姉妹の人数、毎月の生活費などによって、教育費に使える金額が異なるためです。
また、中学受験では塾代だけでなく、模試代や受験料、私立中学校に進学した後の学費なども考える必要があります。
そのため、世帯年収だけで判断するのではなく、毎月いくらまでなら無理なく教育費を支払えるのか、具体的に計算しておくことが大切です。
サピックスの授業料を支払えない場合はどうなりますか?
サピックス小学部では、授業料は原則として銀行口座からの自動引き落としとなっています。
ただし、残高不足などで引き落としができなかった場合の具体的な対応については、公式サイトの公開情報から確認できませんでした。
すでに通塾していて支払いが難しくなった場合は、放置せず、できるだけ早めに所属校舎へ相談しましょう。
支払い期限や今後の受講について確認し、家庭で無理なく対応できる方法を考えることが大切です。
サピックスには授業料の割引や特待生制度がありますか?
サピックス小学部の公式FAQでは、通常授業料や入室時の費用について案内されていますが、授業料を減額する特待生制度については確認できませんでした。
そのため、成績が良ければ必ず月謝が安くなるとは考えないほうがよいでしょう。
また、サピックスでは通常授業料に教材費や塾内テストの費用が含まれているため、必要な科目だけを選んで月謝を減らすことも基本的にはできません。
費用面で不安がある場合は、入室前に校舎へ相談するとともに、ほかの中学受験対応塾の料金も比較してみましょう。
サピックスより安い塾でも難関中学に合格できますか?
サピックスより授業料が安い塾でも、難関中学への合格を目指すことは可能です。
中学受験では、塾の知名度や月謝の高さだけで合否が決まるわけではありません。
大切なのは、志望校に必要な学力を身につけられるカリキュラムがあり、子どもが無理なく勉強を続けられることです。
例えば、個別指導キャンパスには中学受験コースがあり、子どもの理解度に合わせて指導を受けられます。
また、東大家庭教師友の会では、中学受験を経験した講師からマンツーマンで指導を受けることもできます。
ただし、難関中学を目指す場合は、志望校に必要な4科目の対策や過去問演習まで対応できるか確認することが大切です。
授業料だけでなく、志望校への対応力や必要な授業時間を比較して塾を選びましょう。
小学5年生や6年生から安い塾に転塾しても大丈夫ですか?
小学5年生や6年生からでも、別の塾へ転塾することは可能です。
ただし、塾によってカリキュラムや授業の進度が異なるため、転塾する時期には注意しましょう。
特に小学6年生の場合、受験までの時間が限られているため、新しい塾の学習方法に慣れるまで時間がかかる可能性もあります。
転塾を検討する際は、現在の学習状況や志望校を伝え、これまで勉強した内容を引き継いで指導してもらえるか確認してください。
また、授業料を抑えることだけを優先せず、子ども自身が新しい環境に納得しているかどうかも大切です。
サピックスの費用が家計の負担になっているなら、無理に通い続ける必要はありません。
子どもの目標を大切にしながら、家庭の予算に合った学習環境を選びましょう。
まとめ|サピックスの月謝が払えなくても中学受験は諦めなくていい
サピックスは難関中学への合格実績が豊富な進学塾ですが、授業料が高く、家計への負担が大きいのも事実です。
特に小学6年生になると、通常授業料だけで月額66,000円かかり、季節講習や特別講座などの費用も必要になります。
子どもの将来のためとはいえ、無理をしてまで通わせるべきか悩んでしまいますよね。
しかし、サピックスの月謝が払えないからといって、中学受験を諦める必要はありません。
今回紹介した塾・家庭教師の特徴をまとめると、次のとおりです。
| 塾・家庭教師 | おすすめの家庭 |
|---|---|
| 個別指導キャンパス | 費用を調整しながら中学受験を続けたい |
| 東大家庭教師友の会 | 質の高い個別指導で苦手科目を克服したい |
| そら塾 | 低料金で基礎学力をしっかり身につけたい |
※そら塾は中学受験専門のサービスではありません。また、個別指導や家庭教師の総費用は受講時間・科目数によって異なります。
中でも、費用を抑えながら中学受験対策を続けたい家庭には、中学受験コースが用意されている個別指導キャンパスが候補になるでしょう。
一方、難関大学生によるマンツーマン指導を希望するなら、東大家庭教師友の会も検討する価値があります。
塾選びで大切なのは、授業料の高さや知名度だけではありません。
家庭の予算に無理がなく、子どもが前向きに勉強を続けられる環境を見つけることが何より重要です。
まずは気になる塾の資料請求や学習相談を利用して、指導内容や実際にかかる費用を比較してみてください。
サピックス以外にも、子どもの目標や学力に合った学習方法はきっと見つかるはずです。